「大阪倶楽部」レトロ建築見学へ

 

こんにちは、スタッフゆみです。
今日は先日お休みの日に見学に行きました築100年のレトロ建築をご紹介します♪

「大阪倶楽部会館」大正13(1924)年竣工



大阪を代表する倶楽部の専用建築で、大阪の財界人の社交クラブの建物です。
会員制倶楽部のため、通常は会員以外は入れない建物ですが、
今回は朝日カルチャー主催の1日講座に参加しました。

設計は建築家の安井武雄、大阪では他に大阪ガスビルなどの設計も手掛けています。
モダンスタイルの大阪ガスビルとは違った、
戦火をくぐりぬけて現存している貴重な東洋趣味風の建物です。

内部は4階建て、および地階と屋上
1階に談話室・囲碁室・球戯室(ビリヤード)
2階に食堂・図書室(読書室)
3階に小食堂・談話室
4階に広間(ホール)
地階に理髪店、屋上にゴルフ練習場となります。



関東大震災の後に建てられたので、全館鉄筋コンクリート構造で、
頑丈すぎるほどの構造になっており、室内天井には梁が露出していて、
それがまた洋風とも和風ともつかない文様で装飾されているのも見ものです。
各部屋ごとに装飾も様々でした。

 

 囲碁対戦用のスペース

 ビリヤード場 ビリヤード台も年季もの!

 フローリングも建築当時のものが残っています。

 サッシのところも建築当時のままに



階段部分

 読書室です

淀屋橋の現代的なビル群の中にありながら、普遍的な美しさを持つ建物です。



ではまた♪

このサイトを広める